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日常で心がけたいコロナウイルス対策

ISO22000の食品危害についての勉強会に参加したのですが、その中でこのご時世もありコロナウイルス関連の話になりました。

その中でちょっとした心がけで出来そうなことを改めてまとめておこうと思います。



日常で心がけたいコロナウイルス対策

手洗いは日本独特の文化

私も海外で生活していた時期があり、これには驚いたのですが、日本人が日頃行っている手洗いは実は日本独自の文化なんです。

これは日本は

水が外国に比べて水がきれい

というのが発端なのですが、じつはこれコロナウイルス対策には非常に重要なんです。

日本での感染者が少ないのはこれが大きいと思います。

テレビで手洗いをしましょうと口酸っぱく言われていますが、これは手洗いによって飛散や接触によって手に付着したウイルスや雑菌を除去する為なんです。

界面活性剤やアルコールのコロナウイルスに対してどう効果的なのか?

今回のコロナウイルスに限ったことではありませんが、

ウイルスの表面にある「エンベローブ」という脂質やたんぱく質でできた膜があるんですが、

これが手洗いによる海面活性剤の付着や、アルコールにより破壊されます。

この膜が破壊されるとウイルスは生きていくことが出来ないので死滅することになります。

なので、コロナウイルス対策として重要なポイントとしては

  • 手洗いは泡が立ち始めてから30秒
  • アルコールは殺菌効果の高い70%程度のものを使用する

といったところです。

みなさんの会社にアルコールが置かれているかと思いますが、是非使ってください。

消毒用アルコールは殺菌効果がある濃度になっているので、

手洗いの後の手はかならずきれいにふき取ってからアルコール噴霧してくださいね。

理由は、

手の上でアルコールが薄まったら効果が落ちちゃうからです。

このあたりはよく聞く話かと思いますが、実際に効果がありますので是非やってみてください。



まとめ

なので、日常的にやっていきたいのは

手洗いと、手洗い後の殺菌(手をよく拭いてからアルコール殺菌)

ですね!

深刻なまでに神経質にならずまずはここを確実にやっていきましょう。

手がきれいであれば、手を介して食べた食べ物と一緒にウイルスを多量に身体にいれることはなくなります。

アルコール消毒の他に、0.5%の過酸化水素、0.1%の次亜塩素酸ナトリウムも表面消毒には効果があり、1分以内にコロナウイルスが不活性化するという知見もあります。

この知見を活用すれば、手洗い・アルコール消毒の他にも日常的なアルコール噴霧や次亜塩素酸によるつけこみなど、いろんな話が出ていましたがそのあたりはまた記事を書きたいとおもいます。

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2211102097

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