コロナウイルスの蔓延で感染症対策についての情報が出回っていますが、それと一緒に気を付けたいのが食中毒です。
本記事では以下の方を対象に書いています。
・消費者が食中毒で注意しなくてはならないことはなに?
このあたりの疑問に対して記事を書いていきます。
行政からも注意喚起が出ていますが、気温の高い夏場は食品事業者がどんなに気を付けて製造していても、食中毒のリスクは高まります。
Contents
鋭い方はすでに気が付いているかと思いますが、コロナウイルスでテイクアウト商品が多く販売されえるようになりましたが、悲しいことにこれが食中毒をおこしてしまうのです。
2月から始まったこの騒動ですが、現在のように気温が上がってくると、食中毒菌が活動しやすい温度帯に食品が長くさらされることになります。
そうすると水分を多く含む食品や、食中毒菌が利用しやすい栄養素を多く含む食品は食中毒を起こすのです。
なので、食中毒防止にはテイクアウト商品の取り扱いがポイントとなります。
ただの腐敗であればまだ食べる前に気がつくのですが、危害のある食中毒菌や毒素を出す食中毒菌には注意が必要です。
私もこのテイクアウト制度は非常に便利なのでよく利用しているのですが、夏場は提供される方は本当に大変だと思います。
本来テイクアウトやデリバリー商品は家族みんなで楽しく食べられるものですし、高齢社会において非常に良いシステムだと思うので、
個人的には是非とも進化してほしいシステムです。
コンビニチェーンだとメーカーから店舗までコールドチェーンというシステムで繋がっています。
これは温度管理が輸送中もずっと継続して、しかもデータまで取れるという画期的なシステムなのですが、さすがに全ての飲食店がこれに対応するにはまだ時間がかかると思われます。
アウトソースでそういった業者が出てくれば一気に進むと思うんですけどね。
微生物には増殖しやすい温度帯があります。
メーカーや商品の提供側ももちろんこれに気を付ける必要がありますが、提供側は調理工程や、原料に問題がないかを確認して、提示する段階で問題ないと言える状態にしておきましょう。
また、お客さんに持ち帰るまでの時間を確認してそれに十分持つまでの保冷剤と早めに召し上がらないと食中毒のリスクがあるということを伝えておく必要があります。
問題は、消費者側が購入してからどの様な温度分布をとるかということです。
例えば、帰り道に色々と寄る場所がある様な街であれば、途中でお茶をしたり、買い物をしたりもするでしょう。
完全な密閉されて冷房の効いた空間なら少しは良いと思いますが、テラスのカフェだったりするとほとんど外にいるのと同じです。
そういった場合は保冷剤を追加して入れておくとか、コンビニで氷を購入するなどの工夫が必要になります。
また先程冷房の効いた空間であれば問題ないと言いましたが、そこから自宅の冷蔵庫に入れるまでの時間が長いのであれば要注意です。
そして、基本的に調理されてそのまま食べられる食品は加熱、冷却、提供の流れになると思いますが、最も危険なのが暖かいまま徐々に品温が下がるというパターンです。
コロナウイルス対策でもありますが、手で食品を口に運ぶのですから手は洗いましょう。
手を洗うことでかなりの細菌やウイルスを体内に持ち込まずに済むのです。
目に見えないだけに重要性を感じませんが、心がけましょう。
一度唾液のついた箸で食品に触れると、大量の微生物が付着します。
1回のタイミングで全て食べきれば問題ないのですが、これが冷蔵庫で保管したりすると初発菌数が高いわけですから、そこから指数的に菌数は上がっていきます。
一般的に取り箸制度があるのはそのためです。
特に多くの家族で食事をする場合は注意が必要です。
今回は消費者側の視点でコロナウイルスに関連する食中毒についての記事を書きました。
食中毒になると、免疫力が下がり、そこからコロナウィルスに感染してしまう可能性は高くなります。
また、消費者側が気を付けるだけではなく、お店などの食品提供側も、自分のお店を守るために適切な食品の取り扱い方法について消費者に説明を行う必要があります。
特に今は夏場なので、少し大げさな位注意喚起をしておきましょう。
いつもありがとうございます!更新の励みになりますので、クリックお願いします!
にほんブログ村