本日の1冊はこの本です!
「ハッタリの流儀」~ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法~
自分がやりたいことには到底手に負えないことでもまずは「できる!」とハッタリをかまして生きていこうと思わせてくれた1冊です。
どんな話なのか簡単に教えてちょ!
Contents
現代は昔と違い「モノ」や「情報」があふれています。かつてはある程度の値段を出さないと美味しいものにはありつけなかった時代ですが、格安の定食でも十分美味しい時代です。
ネット環境さえ整っていればブログで詳細に分かりやすくなんでも解説してくれますし、ニーズが大きいものに関してはYoutubeで丁寧に動画解説までしてくれる時代です。
※ちなみに私は複数ブログを運営していますが、最初はワードプレスの存在自体分からないほどの情弱野郎でしたが、世の中の人が書いている解説ブログやYoutubeの丁寧な説明があったからこそ何とか始められました。
私が大学生の頃なんて調べたいことは大学の図書館や超大型書店にまで足を運ばないと情報が手に入らなかった時代ですからね。。。
5Gが始まったら情報に関しては更に豊かになるでしょう。
そんななんでもすぐに手に入ってしまう世の中で、他の商品やサービスから一歩抜きん出るにはどうしたら良いのか??
そんなモノも情報も簡単に手に入る世の中ですから人々の求めるものも変ってきており、ホリエモンはそれらが完成するまでの
「ストーリー」が重要である
と主張しています。
えっ!?ストーリーって??
現代ではブログやYoutubeなどで様々な情報を得ることができますが、結局最初は興味のあった情報源でも情報を吸い尽くしたら離脱してしまうのが人間の心理です。
一方で長い間運用されているオンラインサロンやブログは何が違うのかというと、書き手のストーリーが伝わてくるものです。成功談やノウハウばかりではなく、やってきて失敗したことや、そこからどう這い上がったか等の泥臭いストーリーが人の心を打つと著者のホリエモンは言っています。
書籍ではキングコング西野さんの例を挙げています。西野さんは書籍の中で成功事例だけでなく、自分の失敗談なども盛り込んでおり、自分の目標を達成するにあたっての「ストーリー」を読者に語っており、支持され続けているポイントはそこだと述べています。
つまり、「ハッタリ」→「失敗」→「成功」の流れがウケているのです。
ではハッタリをかました後はどうしたらいいのかということですが、ホリエモンはこう述べています
と述べています。ハッタリを吐き出した後は覚悟と努力で乗り切れということです。私もこれってすごく重要なことだと感じます。
私としてはかなり面白い本でした。
AI技術の進歩により仕事がなくなることを悲観するのではなく、その代わりに私たち人間が何をすべきかという切り口から書かれています。
誰にでも人生の転換期は訪れるものだと思いますが、あと一歩を踏み出せない人に読んでもらいたい本だと思いました。
読みやすく、勇気を貰える本でしたのでオススメです!