本記事では以下の方を対象に書いています。
・ブラック企業に転職したくない。
・ブラック企業の特徴を見極めるポイントはないのか。
・ブラック企業に入ってしまったらどうしたらいいんだろう?
私自身の経験を踏まえて記事で解説して行きます。
私自身何度か転職を経験していますが、その中にはブラック企業もありました。
特に若い時にありがちなんですが、自分がブラック企業に入ってしまっていることって案外気が付かないものなんですよね。
今回は私の例も踏まえて、ブラック企業の見分け方から、誤ってブラック企業に入ってしまった場合の対処方法について解説したいと思います。
Contents
ブラック企業とはどんな会社を指すのか?
ブラック企業にどんな特徴があるのかを解説します。
極端に厳しすぎるノルマ
ブラック企業といえばまず思い浮かぶのが、到底実現できないようなノルマを課されるということです。
そのようなノルマをあえて与えて、達成できなかったことを理由に無能扱いしたり、会社の都合の良いような働かせ方をするのがブラック企業です。
仮にノルマが厳しかったのだとした場合、報酬が高額でなくてはなりませんよね。
まじめな人ほど「自分は会社に貢献していないから仕方ないんだ」と思いがちで、ブラック企業はそういう良心につけこんでくるものなので注意が必要です。
会社以外に話し合える仲間がいるならば、こまめに自分の仕事の状況を仲間に相談してみましょう。
長時間労働や賃金不払い残業が当たり前
厳し過ぎるノルマにも関係するところですが、長時間労働や賃金不払いが当たり前の会社もブラック企業の特徴の1つです。
就職したり転職してきた人間にとっては、新しい人間関係の中でよくわからないまま時が流れていってしまうので、
最初はこんなものか
と考えてしまうのです。
しかし、自分の周りの人間と比較して明らかに残業時間が長かったり、賃金不払いが当たり前に行われているのであれば、それは会社としておかしいです。
大声で罵倒する様子が頻繁に見られる
また、社内で大声で罵倒する様子が頻繁に見られることもブラック企業の特徴です。
話し合いで解決するのではなく、大声や暴力で押さえつけようとする管理職が多くいたりしたらもう最悪です。
給料が低すぎる
給料が低すぎると言うのもブラック企業の特徴です。
つまり、働きと報酬が比例していないと言うことです。
世の中には責任あるポジションについていて働き方がブラックな人もいますが、そういう人はかなり高額な報酬を得ている場合があります。
しかしブラック企業はそうではありません。
働かせ方だけブラックで、給料は低いと言うのが特徴です。
ここは実際に見学に行った際に給与体系を確認させてもらったり、予めネットで情報を取っておきましょう。
離職率が高い
離職率が高いことはブラック企業ならではの特徴です。
今はブラック企業の働き方は社会問題になっているので、周りの友人と比較して自分の会社の働き方がおかしいということなんてすぐに気が付きます。
ただ、就活時は忙しくてそんな余裕もないので、四季報で離職率を確認しておきましょう。
四季報には以下の内容が掲載されています。
・平均勤続年数
・残業時間
・有給休暇取得率
・3年後離職率
労働環境が過酷
働く環境が悪すぎるのもブラック企業の特徴です。
例えば、極端に温度の高い場所や低い場所、高所での作業を既定の安全器具を付けずに行わせるなどです。
従業員をコマとしか考えていないような会社は大抵ブラック企業です。
そういう従業員を大事に出来ない会社は、何かあった場合でも労災にせずにもみ消そうとそしたり、給与の支払いもそういう所は雑になる傾向があります。
ブラック企業を見抜くための具体的方法
ブラック企業に就職・転職しない為にはどの様な点に着目したらいいかを解説します。
少し調べるのが面倒かもしれませんが、ブラック企業に誤って就職・転職してしまうよりはずっとコスパはいいです。
入社前に社内を見学させてもらう
実査に就職する前にその会社を見学させてもらうのも良いでしょう。
その際にチェックするポイントとしては以下の点です。
・従業員同士のコミュニケーションがありそうか?
・従業員が生き生きと働いているか?
・挨拶があるか?
・従業員の身なりがしっかりしているか?
この辺りを見てみましょう。
会社にはその会社ごとに社風があり、ブラック企業にはどこかどんよりとした空気が流れています。
少し面倒ですが、働き始める前にチェックしておきましょう。
夜遅くまで事務所に人がいる
時差出勤の可能性もありますが、事務所に毎日遅くまで灯りがついている会社はブラック企業の可能性があります。
長時間労働が常態化している会社は、終電時刻を過ぎても働いている人がいる場合があります。
SNSで悪い評判が飛び交っている
SNSや2ちゃんねるの掲示板が荒れている場合は注意が必要です。
匿名で投稿できるものなので、ウソも多いですが、その会社の雰囲気を察することが出来ます。
自分が何を大切にするかを考える
私の場合、親会社から出向で行った子会社がブラック企業でした。
とはいっても、直属の上司がパワハラ上司だったといった方が正しいですね。
しかし、私の場合は長時間労働ではありましたが、私自身仕事には非常にやりがいを感じていました。
仕事も他社でも他業界でも共通する内容だったので、つぶしが効きますし、長時間労働を我慢してでも極めれば明るい未来が待っている。
そう信じて働き続けました。
結果的に今はフリーランスとしても十分通用するレベルになれましたし、その点については満足です。
しかし、そのほかがブラックでした。
上司からは、
・タイムカードを17:30になったら確実に切れ
・後で手書きで書くと労基署にバレるから、定時にしっかり打刻しろ
・休日出勤してほしいが、会社にいなかったことにしろ
・まともにお前が残業つけたら俺が上層部から怒られるだろ
これらのことを毎日のように言われていました。
この頃は若かったですし、仕事にも没頭していたのでそんなものか。。と思っていました。
当然業務を置いて帰るわけにもいかない状況でしたし、上司もそれは予測していたことだと思います。
今思えば本当に悪い奴です。笑
私の場合は、仕事の内容には特に不満はなかったので、ブラックな環境でも走り切ることができました。
しかし問題はそうでない場合です。
やりたくもない仕事を長時間し続けるのは体にもメンタルにも負荷がかかるので、
・自分が人生において何を大切にしているか?
・今の労働環境は給与に対してそれを満たしている環境なのか?
この辺りに着目してみましょう。
ブラック企業に入ってしまった人が取るべき行動
間違えてブラック企業に入ってしまった!
でも大丈夫です、まだ人生はやり直せます。
具体的には以下の方法を取ってみましょう。
転職する
まずは転職することです。
すぐに転職はしなくとも、まずは転職エージェントに自分のキャリアを見直してもらったり、転職サイトを通じてどんな求人があるのかを把握することから始めてみましょう!
転職時の注意点については以下記事でも解説しています。
現在の仕事の市場価値を診断する
これが意外と知られていませんが、自分の市場価値を診断するツールがあります。
これまでやってきた仕事が転職市場でどの様な位置づけなのかを明らかにしてくれます。
これに登録すると面接まで確約されたオファーが来るので、まずは登録してみましょう!
この詳細は以下記事で解説しています。 ↓
まとめ
ブラック企業に就職したら本当に大変です。
心身ともに消耗する毎日があるだけですので、さっさと転職しましょう。
また、ブラック企業にそもそも就職・転職しないのがいちばんですので、本記事で解説した内容を元に働きやすい会社と出会っていただければ嬉しいです。
四季報は会社の情報がとにかく豊富なので、是非見ておいてくださいね。
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