今回はTOEICの試験内容について解説します。
日本人であれば何かとTOEICの勉強を決意しなくてはならない時ってありますよね。昇格のタイミングや転職で転職先が必要としている場合などがそうです。
私の場合は転職がそうでした。
ISO審査員であれば外資系企業が多く、ある程度の収入を考慮するのであれば英語力が必要になってきますが、TOEICはやみくもに英語を勉強しても伸びるものではありません、きちんとした対策が必要なのです。
そんなわけで今回はTOEICの対策に絞って解説したいと思います。
本記事は以下の方を対象にしています。
・TOEICのスコアを伸ばしたい
・TOEICの試験内容について知りたい
・TOEICの時間配分について知りたい
・TOEICをこれから勉強するのにアドバイアスが欲しい
以下で解説して行きます。
Contents
TOEICの試験内容
まずTOEICの試験内容についてです。
TOEICは全100問から構成されており、45分間のリスニング問題が100問、75分間のリーディング問題が100問の計200問から構成されています。
具体的には以下の内容です。
・PART1:写真から情報を読み取る問題
・PART2:応答問題
・PART3:2人の会話の内容を正確に聞き取る問題
・PART4:話し手(1人)の内容を聞きとる問題
・PART5:4択の穴埋め問題
・PART6:文章形式の穴埋め問題
・PART7:読解問題
以下でその内容について解説して行きます。
【試験内容】PART1:写真から情報を読み取る問題(リスニング)
TOEIC試験内容のPART1は、写真から情報を読み取る問題です。
問題は全6問あります。
問題の内容は、写真が1枚乗っているだけで一切設問の中に選択肢も設問もありません。
ナレーターの読み上げた英文の中で写真の状況を一番適切に解説しているものを3つの英文から選ぶ問題です。
特徴として写真の内容からひっかる様な単語も出現するので、予め写真を良く見ておくことが大事です。
【試験内容】PART2:応答問題(リスニング)
TOEIC試験内容のPART2は、応答問題です。
問題は全部で25問あります。
問題の内容は、質問が読み上げられて会話として適切な回答を選ぶ三択問題です。
女性が質問した場合に回答は男性となっており、その逆もあるのが特徴です
問題の中には「5W1H」で聞かれるものもありますので、これは確実に得点したいところ。
集中して文の頭を聴いておきましょう。
【試験内容】PART3:2人の会話の内容を正確に聞き取る問題(リスニング)
TOEIC試験内容のPART3は、2人の会話の内容を正確に聞き取る問題です。
問題は全39問あり、リスニングの比重がここから比重が多くなります。
会話が繰り広げられて、3つ質問があります。問題冊子に設問も選択肢も書いてあるので、これを確実に活かしたいところです。
ポイントとしては設問を先に読んでおくこと。つまりどんな内容が流れるのを設問を読むことで想定しておくことです。
聞きながらマークして行きましょう。
読み上げの時には次の問題を先読みして行くのがポイントですので、そのリズム感が大事になります。
ここで先読みが出来ないと負のスパイラルに入ってしまうので、迷わず先読みを続けるのがポイントです。
【試験内容】PART4:話し手(1人)の内容を聞きとる問題(リスニング)
TOEIC試験内容のPART4は、話し手(1人)の内容を聞きとる問題です。
問題は全部で30問あります。
このパートの特徴は、説明文が流れますが1人の人間しか話していないということです。
PART4と同じく、事前に設問を読んでおくのがポイントですので選択肢の先読みを心がけましょう。
【試験内容】PART5:(リーディング)
TOEIC試験内容のPART5からリーデイングに入ります。
PART5のリーディングは全部で30問あります。
4択の穴埋め問題で文法問題から前後の内容から単語を予想するものまで様々です。
ポイントとしては、単語の変化形を問われる問題は文章を読まなくても形だけで解くことが出来るのでこれをスピーディーに解きましょう。
それ以外は文章の内容を見て解く問題ですが、これは30秒以内には回答したいところです。
【試験内容】PART6:(リーディング)
TOEIC試験内容のPART6は、文章形式の穴埋め問題です。
問題数は全16問です。
ポイントとしては、PART5に引き続き文法の変化形は文章を見ずに回答しましょう。
その他は文章の内容を良く読み込まないと回答できないので、しっかり読み込んでいきましょう。
【試験内容】PART7:(リーディング)
TOEIC試験内容のPART7は、様々な文章(長文)が登場します。
メールの文章であったり、新聞記事であったり色々ですが、まずその文章が何の文章なのかを見極めることです。
問題は54問あり、設問ごとに4問の時もあれば5問の時もあります。
攻略のポイントとしては、最初に設問のみ見ていくことです。
つまり設問からどこの内容を抽出するかを逆に見ていくのがポイントなのです。
長い文章もあるので全部読んでいたら時間が足りませんので問題文から必要な部分だけ読み込んでいきましょう。
また基本的に設問の順番に文章が流れています。
序盤の問題は特にその傾向があるので、リズムよく進めていきましょう。
設問の後半になると文章の流れの通りに設問が並んでいない場合もあるので注意が必要です。
TOEICは時間配分が超重要
TOEICは時間との勝負なので、回答の配分が重要です。
リスニングは読まれるペースで時間が流れていきますが、自分がコントロールできるのはリーディングのみです。
具体的には以下の時間で回答するのが理想です。
・PART5:12分
・PART6:8分
・PART7:55分
といったところです。
これを目安に回答して行きましょう。
まとめ
今回はTOEICの試験内容について解説しました。
TOEICでスコアを出すにはやみくもに勉強しても遠回りです。あなたがTOEICのスコアを上げる必要があるには、専門的な対策が必要になります。
ただ単に英語を話せるようになりたいのであればこの方法はあまりお勧めしません。
ただTOEICのスコアを出したいのであれば試験内容やポイントを正確に把握しておくことは重要ですので、本記事を参考に学習に取り組んでみてくださいね。
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