今回は英単語の効率的な勉強方法について解説していきます。
人間の記憶のメカニズムを利用した効率的な学習方法ですので是非参考にしてみてください。
本記事は以下の方を対象にしています。
・TOEIC英単語の効率的な学習方法について知りたい
・なかなか英単語が頭に入らない
・TOEICのスコアを上げたい
・TOEIC学習でオススメの単語帳はない?
以下で解説していきます。
Contents
TOEICでまず勉強すべきは英単語
TOEICを学習するにあたってまず勉強すべきは英単語です。
新公式問題集を多く解くことやシャドーイングを続けることでもありません。英単語をインプットしてボキャブラリー数を増やすことです。
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理由はボキャブラリーが多い方がリスニングでもリーディングでも意味理解がスムーズだからです。
特にリスニングではでは音声理解と意味理解が容量を取り合っています。
リスニングの途中で好きな子のことを考えたり、晩御飯のことを考えたりしてしまうのはこのキャパを超えてしまったからです。
しかし英単語を多く覚えておくとその現象は軽減されます。
音声理解もスムーズにできるので英文全体の理解力が向上するのです。
リーディングであっても頭に入っているボキャブラリー数が多い方が有利であることは明確です。
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日本語で書かれた本を読む時にも語彙力があった方が読解もスムーズですよね?
特に内容の難しい専門書であれば難解な日本語が多いと頭に内容が入ってきませんし、読み込みが遅くなるかと思いますが、全ての日本語を理解できていた方が読み込みも速いかと思います。
英単語も同じで、知っているボキャブラリー数は多いに越したことはないのです。
TOEICは狙うスコアにより覚える単語数は変わる
TOEICは時間との勝負だけでなく、登場する単語の質も独特です。
そんなTOEICですが、自分が必要なスコアは皆さんあるかと思いますが、それによって覚えなくてはな内単語数が変わってきます。
具体的には以下のイメージです。
・400点台を目指すなら2000語前後
・600点台を目指すなら5000語前後
・700点台を目指すなら8000語前後
・850点を目指すなら10000語前後
自分がまだそこまでボキャブラリーが多くないと思うのであれば最初はレベルを下げた単語帳から取り組むことが重要です。
TOEIC学習にオススメな単語帳の選び方
次にTOEIC学習にオススメな英単語帳の選び方についてです。
具体的には以下の視点で選択するといいでしょう。
・TOEICに特化したものを選ぶ
・音声付きのものを選ぶ
・土台がないなら単語帳のランクを下げる
以下で解説して行きます。
選び方①TOEICに特化したものを選ぶ
TOEICの英単語帳の選び方についてですが、TOEICに特化したものを選ぶということです。
大学受験をされてきた方は愛用の単語帳などがあるかと思いますが、TOEICのスコアを上げることを目標とするならTOEICに特化した者でないといけません。
理由はTOEICに出てくる英単語は特殊なものが多く、通常の受験用の英単語帳にはない用語が多いからです。
選び方②音声付きのものを選ぶ
TOEICの英単語帳の選び方についてですが、最近は音声が無料ダウンロードできるものが多いです。
これまではCDなどが主流でしたが、今は音声データをダウンロードする教材が多いです。
せっかく単語帳を購入したのであれば、正しい発音が流れる音声データ付きのものを選びましょう。そうすることで移動中や寝る前にも英単語を聞き流すことが出来ます。
選び方③土台がないなら単語帳のランクを下げる
TOEICの英単語帳の選び方についてですが、先にボキャブラリーに不安があるならば最初は英単語帳のレベルを少し下げるべきです。
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簡単なものであればどの英単語帳でもいい訳ではなく、TOEIC学習に特化したものにした方がいいでしょう。
結局のところ出題されない単語を必死に学んでもTOEICのスコアを上げることについては効果的ではありません。
TOEIC学習で使用する英単語長は「金のフレーズ」がおすすめ
TOEIC学習に使用する英単語長は「TOEIC L&R TEST出る単特急 金のフレーズ」(以下略:金フレ)がおすすめです。
英単語長なんてどれでも一緒じゃないの?と思われるかもしれませんが、TOEICはビジネス英語に特化した試験です。
道案内やゲストルームに飾る絵の発注状況の確認電話の状況、会社の買収のやり取りなどビジネスに特化した状況が登場します。
そうなるとどうしても出てくる単語は受験英語の単語とは違ってくるのです。「金フレ」はTOEICに出てくるそういった英単語を網羅した英単語帳というわけです。
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目的はあくまでTOEICのスコアを上げることですので、受験で使用した英単語帳を一生懸命にインプットするのはかえって遠回りです。
最短距離を走って効率的にTOEIC学習をしましょう。
TOEICの英単語学習ポイント
ここまでTOEIC学習は英単語から学習するメリットについて解説しましたが、次はその具体的な学習ポイントです。
・単語帳は周回させる
・思い出せなかった英単語だけ再度覚えなおす
・穴埋め問題を完璧にする
以下で各ポイントについて解説していきます。
ポイント①単語帳は周回させる
学習ポイントとして、単語帳を周回させるということです。
人間の記憶は何度か登場して必要な知識だと認識したものが定着していきます。
よって分からなかったものを何度も復習して思い出すことが効果的で、その為に必要なのが単語帳を周回させることです。
よくありがちなのが最初の部分だけ一生懸命完璧にしようとして全体が結果的に頭に入っていないということですが、これではボキャブラリーは増えていきません。
最初だけ完璧にするよりも、未完成でも周回させることの方が効果的です。
ポイント②思い出せなかった英単語だけ再度覚えなおす
次に思い出せなかった英単語だけ再度覚えなおすことです。
つまり1週目でできた英単語については復習する必要はありません。
既にできる英単語まで学ぶと時間がかかり過ぎてしまいまい、メンタル的にも単語学習がきつくなります。
写真のように1週目でできなかった単語にのみチェックをつけましょう。
こうすることで、2週目は少ない時間で終えることが出来ますのでメンタル的にも少し軽減されます。
あとはこの出来なかった英単語をしっかり覚えていきましょう。
ポイント③穴埋め問題を完璧にする
2週目が終わって自分の弱い英単語を習得した後は、穴埋め問題を解いて完璧にしていきましょう。
ここでできなかったものについては2つ目のチェックを入れます。そしてこのチェックを入れた部分を再度覚えていく流れです。
以上の繰り返しです。
まとめ
今回はTOEIC学習における英単語マスターの重要性について解説しました。
ボキャブラリー数の多さはリスニングにもリーディングにも効果的です。
英単語を覚えることはあまり楽しい勉強ではありませんが超重要ですので、金フレを使って是非頑張ってみましょう!
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